
学園で誰もが憧れる存在、九条瑠衣。成績優秀でスポーツもでき、容姿端麗。男子だけでなく女子からも“王子様”のように慕われるその姿は、まさに完璧の一言に尽きます。けれど、そんな彼女の内側に潜むのは、誰にも見せたことのないもう一つの顔。放課後の教室で、たった一人で自らの身体を慰める姿を偶然見られてしまったことで、その仮面が崩れ落ちていきます。彼女の中に潜む「支配されたい」「汚されたい」という本能が露わになり、静かに、しかし確実に理性を溶かしていくのです。
清楚な笑顔の裏には、疼くような欲望が蠢いていた。タケルに見つめられた瞬間、羞恥と快感が混ざり合う中で「口止めのキス」を求める彼女。その行動には一切の迷いがなく、むしろ自ら堕ちにいく覚悟さえ感じさせます。学園の王子様としての完璧な仮面を外し、一人の“女”として支配されることに酔いしれていく九条。そんなギャップが、この作品の最大の魅力です。
偶然の覗き見から始まる、肉欲と支配の関係──タケルと九条の禁断の放課後
放課後の静まり返った教室に、微かに響く甘い吐息。その声に導かれるようにドアを開いたタケルは、信じられない光景を目にします。完璧な“王子様”の九条が、机の上で制服を乱しながら指先で自らを慰めていたのです。彼女の震える唇と濡れた瞳に、タケルの理性は一瞬で焼き切れます。驚きと戸惑いの中で息を呑む彼に気づいた九条は、怯えるどころか――微笑みを浮かべ、ゆっくりと近づいてくるのです。

その瞬間、空気が変わります。彼女の口からこぼれたのは「このこと、誰にも言わないで。その代わり……」という囁き。そして、抗う暇もなく唇を奪われ、タケルの中の何かが崩れていきます。九条の指先が制服越しに彼の胸をなぞるたび、教室は二人だけの密室へと変わり、罪悪感と興奮が溶け合っていく。理性では止められない衝動が支配し、二人の関係は“秘密の共犯関係”へと姿を変えていきます。まるで初めからそうなる運命だったかのように。
羞恥と快感の連鎖、止まらない堕落──“王子様”の名残が消える瞬間
最初は、ほんの出来心のように始まった関係だったのかもしれません。けれど一度その甘い快感を知ってしまえば、もう後戻りなんてできない。九条はタケルの前で次第に自分をさらけ出し、清楚な笑顔を浮かべながらも、言葉では恥ずかしいほどの命令を待つようになります。その姿はもはや“王子様”ではなく、支配される悦びに酔いしれる一匹の“雌”そのもの。放課後の教室だけでは足りず、トイレや屋上、さらにはバニーガール姿でタケルを誘うほどに、快楽の連鎖は加速していきます。

羞恥と欲望の狭間で揺れる彼女の表情は、まるで「堕ちていく自分」にうっとりしているようでもあり、見ている側の理性すら溶かしてしまうほど。タケルもまた、その変化に引きずられるように男としての支配欲を開花させ、二人は互いの底を試すように絡み合っていきます。弐竹ゆたまろ特有の筆致で描かれる肉感的な描写が、この堕落の過程を圧倒的なリアリティで描き出しており、読んでいるだけで息が詰まるほどの熱気が伝わってきます。
制服×バニー×種付けプレス──弐竹ゆたまろが描く極上の学園エロス世界
本作の真骨頂は、肉体の結びつきが単なる性的描写ではなく、登場人物の感情や立場の変化を象徴的に描き出している点にあります。弐竹ゆたまろは、ただのエロスを描くのではなく、“清楚と背徳”“羞恥と快楽”という相反する要素を一つの物語として融合させている。九条が身にまとう制服のボタンを一つ外すだけで、彼女の中の“王子様”が消えていき、“雌”としての本能が溢れ出す。そこに重なるのが、バニーガール姿での誘惑と、種付けプレスで描かれる圧倒的な支配と服従の構図です。

それらの行為が単なる性的表現に留まらず、タケルと九条の心の変化を視覚的に映し出す。彼女が感じる屈辱と快楽の狭間にある微妙な揺らぎ、そしてタケルの中に芽生える“支配することへの陶酔”。その両者が絡み合うたびに、ページから熱が立ちのぼるような錯覚に包まれます。読後に残るのは単なる興奮ではなく、「堕ちていく美しさ」そのもの。弐竹ゆたまろの描く世界観は、まさに学園という閉ざされた舞台で育つ純粋な背徳の結晶と言えます。
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