※本記事はプロモーションを含みます。

FANZA GAMESからリリースされている『ハーレムオブトーキョーX』は、そのジャンルだけを見ても少し異色な存在です。というのも、この作品は「アウトローハーレム系経営RPG」という一風変わったカテゴリーに属しており、単なるアダルトゲームにとどまらず、経営や戦略、恋愛といった複数のジャンルを組み合わせた独自のゲーム体験を提供しています。

まず、本作の開発・運営を手掛けているのは合同会社EXNOA。DMM GAMESやFANZA GAMESのブランドを通じてさまざまな人気タイトルを展開してきた企業です。その中でも『ハーレムオブトーキョーX』は、FANZA GAMES、つまりR18コンテンツ向けのプラットフォームで提供されている作品という位置づけになっています。

リリース日は2023年9月20日。サービス開始からすでに1年半が経過しており、2025年3月には1.5周年記念イベントも実施されたようです。つまり、すでに一定のユーザー層を獲得しつつ、安定した運営が続いているタイトルだということが伺えます。

なお、「X」という名称が付いている点について補足しておくと、これは同じゲームタイトルの中でも「成人向け表現を含むバージョン」を指しています。つまり『ハーレムオブトーキョー』には、全年齢向けの一般版(DMM GAMES提供)と、この「X」版(FANZA GAMES提供)の2バージョンが存在しており、基本的なシステムやストーリーは同じでありながら、表現の濃さが異なるという構成になっています。

プレイヤーの舞台となるのは、現代の東京・歌舞伎町。ここでプレイヤーは若き投資家として、一軒の弁当屋からスタートし、街にうごめく裏社会の勢力と関わりながら「成り上がり」を目指していきます。ストーリーの骨格にしっかりとした目的が存在するため、RPGとしての没入感もしっかり確保されています。

ハーレムオブトーキョーX

このように、『ハーレムオブトーキョーX』は単なる刺激を目的としたタイトルではなく、RPGとしての基礎設計が丁寧に作り込まれている点に注目する必要があります。ゲームとしての軸がぶれていないからこそ、単なる大人向けタイトル以上のプレイ体験が成立しているのです。

舞台は歌舞伎町!ストーリーと世界観の魅力

『ハーレムオブトーキョーX』の世界は、ただの架空都市ではありません。実在の歓楽街・歌舞伎町をモチーフにしたフィールドが、物語の全体像にリアリティと熱を与えています。金と暴力、そして欲望が支配するこの街には、善悪の境界線など存在していないと言わんばかりの緊張感が漂っており、ゲームを起動した瞬間からプレイヤーはその空気感に呑み込まれていきます。

物語の主人公は、若き投資家として歌舞伎町へと足を踏み入れます。ただ、彼がこの街を訪れたのには明確な目的があります。――それは、父親の死の真相を突き止めるため。表向きは弁当屋を営みながら、裏では歌舞伎町に潜むアウトロー勢力と対峙していくという、実にシリアスかつサスペンス性の高い導入が用意されています。

ハーレムオブトーキョーX

とはいえ、本作の物語は重苦しいだけではありません。経営の拡大、美女との出会い、敵組織との駆け引きといった多層的な展開が絶妙なテンポで繰り広げられていくため、常に“何かが動いている”という感覚の中で物語が進行していきます。主人公の拠点となる弁当屋も、最初は地味な存在ですが、ゲームが進むにつれてどんどんスケールアップしていくあたりに、「経営RPG」としての面白みが詰まっていると感じられるはずです。

そして、舞台となる歌舞伎町には、三つの主要な勢力が存在しています。ヤクザ組織の「天龍会」、芸能事務所を装った暴走族「兎人(ラビット)」、そしてSNSを武器に裏社会を動かすギャング集団「ROE」。それぞれが独自の価値観と支配構造を持ち、プレイヤーは彼らとの関係性を築きながら自らの道を切り開いていくことになります。

もちろん、プレイヤーがすべての勢力に好かれるという都合の良い話ではありません。ときには敵対し、ときには利害が一致する形で共闘する場面もあります。この絶妙なバランスが、単調な善悪二元論ではなく、リアリティを感じさせる大人向けの物語を支えているとも言えるでしょう。

ハーレムオブトーキョーX

歌舞伎町という舞台設定は、決してただの背景ではありません。この街自体が一つの“キャラクター”のような存在となっていて、物語の展開やキャラクター同士のドラマに深く関わってくるのです。その密度と臨場感が、本作の物語に奥行きを与えていることは間違いありません。

ゲームシステムの特徴を徹底解説

物語の舞台やキャラクターの魅力だけでも十分に濃密な体験が得られる『ハーレムオブトーキョーX』ですが、この作品の面白さを根本から支えているのは、やはりそのゲームシステムにあります。単なる見せかけのハーレムゲームでは終わらせない、多層的で戦略的な構造が用意されていることに、最初に触れた段階で気づく人も多いはずです。

まず、本作の中心に据えられているのは「経営」という軸です。主人公は、弁当屋という小さな商売からスタートしますが、時間の経過とともに事業はどんどん拡大していきます。これは、いわゆる“クリッカーゲーム”の要素をベースにした仕組みで、プレイヤーが操作していない間にも資金が自動で貯まっていく放置型インフレシステムが搭載されています。そのため、仕事や日常の合間でもプレイが進み、ちょっとした隙間時間に成果を確認するだけでも楽しめる設計になっているんです。

ただ、それだけではありません。事業を拡大していくためには、街の勢力と戦い、自分の影響力を広げていく必要もあります。この戦闘パートがまた絶妙で、「仲間キャラクター」の“稼力”というパラメータを軸に、比較的シンプルなルールで展開されていく仕組みになっています。面倒な操作を要求されることはないのに、どのキャラをどのタイミングで投入するかという判断次第で結果が大きく変わるあたりに、戦略的なおもしろさが潜んでいます。

また、忘れてはいけないのが恋愛要素です。本作では、登場するキャラクターが「仲間」と「恋人」の2種類に分類され、それぞれに役割と育成方針が異なっています。恋人キャラとの関係は、ストーリーを通じて深まり、デートイベントや専用ボイスを楽しむことも可能です。さらに、親密度が一定以上に達すると、「子作り」機能が解放され、キャラクターと子どもを作るというかなり踏み込んだ展開に進むことになります。

この「子作り」システムこそが、『ハーレムオブトーキョーX』を単なるR18ゲームの枠から一歩先へと押し上げている要素です。単にキャラクターとの親密な関係を描くだけでなく、そこに“遺伝子”という設定を持ち込み、ゲーム的にも有効な後継者を残すというシステムにまで昇華させているのは、正直なところ驚かされます。しかも、この子どもにも名前が付き、ボイスがあり、成長させることで戦力にもなるという念の入れようです。

加えて、本作にはミニゲームも多数用意されており、「ハーレムオブトーキョーMASHUP」をはじめとしたミスコンや料理バトル、イベント専用の特殊ルールなど、単調になりがちな放置系ゲームの弱点をうまくカバーしています。ゲームプレイのテンポを損なわない範囲で、適度に操作や判断を挟んでくるあたり、プレイヤーを飽きさせない工夫が随所に感じられます。

つまり、『ハーレムオブトーキョーX』は、放置系・経営シミュレーション・戦闘・恋愛というジャンルの境界をうまく跨ぎながら、それぞれを過不足なく成立させている数少ないタイトルです。そのシステム全体がストーリーやキャラクターと自然に結びついているため、単なる“ゲーム性の寄せ集め”ではなく、ひとつの世界観として説得力を持ってプレイヤーの前に現れているという印象を強く受けます。

登場キャラクターとコラボ一覧

システムの話を終えたところで、次に注目したいのが――やはりキャラクターたちの存在です。『ハーレムオブトーキョーX』に登場する女性キャラクターたちは、単なる“ビジュアル要員”にとどまらず、物語とシステムを根本から支える重要なピースとして作り込まれています。それぞれに個性があり、背景があり、フルボイスで心の機微まで描かれているからこそ、プレイヤーは彼女たちと「関わっている」という感覚を強く持てるのだと思います。

代表的なキャラクターとしてまず挙げておきたいのは、物語の序盤から登場する春日寧々子です。彼女は弁当屋の看板娘という立ち位置にありながら、明るくて前向きで、少しだけ天然なところがあるという絶妙なバランスのキャラクターで、ストーリー全体の“日常パート”に心地よいリズムを与えてくれます。しかも彼女、実はゲーム外の公式コミュニティ管理者という立場でも活動していて、その存在感はまさに“ヒロインの中のヒロイン”といった印象を受けます。

ハーレムオブトーキョーX

一方で、キャラクターの属性の幅広さにも注目です。たとえば、元軍人という異色の経歴を持つ金剛寺エマは、戦闘能力の高さと冷静な判断力が光る一方で、ふと見せる柔らかい一面にギャップ萌えを感じるというプレイヤーも少なくありません。また、百合好きのユリユリや、謎多きSNS系キャラクター・ドルのように、現代的でユニークな感性を持つキャラも多数登場します。それぞれが“ただの属性”で終わっていないあたりに、キャラクター設計の丁寧さが滲み出ているんです。

ハーレムオブトーキョーX

そして、このタイトルの特筆すべき点として外せないのが、セクシー女優や他作品との豪華なコラボレーションです。たとえば、石川澪さんや七沢みあさん、瀬戸環奈さん、伊藤舞雪さんといった人気タレントがゲーム内にキャラクターとして実装され、しかも「恋人バージョン」と「仲間バージョン」の両方が存在するケースもあります。これによって、ファン層に向けた多様な遊び方や、推しキャラの育成スタイルにも幅が出てくるわけです。

ハーレムオブトーキョーX

<2025.6.9時点で開催中の北野未奈コラボのプレイ画面>

しかも、コラボは単発では終わりません。復刻イベントや限定ストーリー、キャラクター専用のミニゲームなどが組み合わされて実施されることも多く、既存プレイヤーはもちろん、新規参入者にとっても「今からでも楽しめる」設計になっている点が実にありがたいところです。さらには、往年の名作『鬼作』との異色コラボのように、ゲームファン層をピンポイントで狙った企画も用意されていて、その企画力の高さには素直に感心させられます。

つまり、キャラクターという面から見ても『ハーレムオブトーキョーX』は非常に贅沢な作りになっています。外見の魅力にとどまらず、内面や背景のドラマがしっかり描かれているからこそ、ゲームに“推し”を持ちたくなる。そんな体験を自然に生み出してくれる設計になっているんです。

実際に遊んで感じた魅力と評価

ここまでの情報を読むと、少なからず「これはちょっと気になるかも」と思っていただけたかもしれません。実際に『ハーレムオブトーキョーX』をプレイしてみると、事前に感じていた期待や先入観をいい意味で裏切ってくる体験が待っています。特に、単なる大人向けコンテンツにとどまらない「RPGとしての完成度の高さ」に驚かされることになると思います。

まず第一に感じたのは、“キャラクターとの距離感の近さ”です。グラフィックの美しさは言うまでもなく、会話シーンの演出や音声のテンポ感が非常に自然で、登場人物たちが生きているようなリアリティを感じさせてくれます。もちろん、フルボイスであることも大きな要因ですが、それ以上に脚本の緻密さやキャラ同士の関係性の描き方に説得力があるからこそ、プレイヤーは“物語の中に自分がいる感覚”を持てるんだと思います。

ハーレムオブトーキョーX

そして、ゲーム進行のテンポ感も心地いいです。放置系ゲームという性質上、プレイヤーに過度な操作を求めることがなく、それでいてリソースの蓄積やイベントの進行が途切れないように設計されているため、長く付き合える安心感があります。単調になりがちな放置型ゲームにおいて、ここまで緩急を上手くつけているタイトルはなかなか見かけません。

それから、やはり忘れてはいけないのが“成り上がり”の感覚です。ゲーム序盤から、何十億という大金を手に入れたり、拠点となる弁当屋が急速に発展していく過程を目の当たりにすることで、プレイヤーの中には一種の「ビジネス感覚」すら芽生えてきます。現実にはなかなか味わえない金銭的スケール感が、ゲームを通して直感的に楽しめるというのは、それだけでも一つの魅力として成立しています。

ハーレムオブトーキョーX

また、ミニゲームや期間限定イベント、さらには定期的に更新されるストーリーコンテンツなど、飽きさせない工夫が随所にちりばめられている点も評価したいところです。とにかくやることが豊富で、しかもそのどれもが「やらされている」と感じさせない設計になっているあたり、開発陣のプレイヤー視点の意識がしっかり伝わってきます。

一方で、プレイするうえで少し注意しておきたいのが、やはり「X」版であるということ。成人向けコンテンツを含んでいるため、プレイには年齢制限がありますし、利用環境にも気を配る必要があります。ただ、その点をきちんと理解したうえで向き合えば、この作品は“大人だからこそ楽しめるRPG”として、確かな満足感を与えてくれるはずです。

つまり『ハーレムオブトーキョーX』は、R18ゲームという枠にとどまらない――言い換えるならば、“ハーレム×経営×成長”という要素を一つの世界観に統合させた、非常に完成度の高い作品なんです。その深さは、軽く遊ぶだけでは見えてこない部分にこそあるので、気になった方はぜひ腰を据えて触れてみてください。

まとめ|『ハーレムオブトーキョーX』はどんな人におすすめか

ここまで読み進めてくださった方の中には、「これはちょっと遊んでみたくなったかも」と感じている方もいるかもしれません。そんな方に向けて、最後にあらためて『ハーレムオブトーキョーX』がどんなプレイヤー層に向いているのかを整理しておきたいと思います。

まず大前提として、この作品はFANZA GAMESで提供されているR18作品です。そのため、性的な描写を含むことに理解があり、大人向けのゲームを楽しみたいという人にこそフィットします。ただし、単なるアダルト要素に寄りかかったタイトルではなく、経営や放置育成、キャラクター育成といった“ゲームとしての構造”がしっかり作られていることも忘れてはいけません。だからこそ、RPGや育成ゲームが好きな人、特に「自分の裁量で進められる自由度の高いゲーム」が好きな人には、かなり刺さる内容になっていると感じます。

ハーレムオブトーキョーX

さらに、登場キャラクターの多彩さやストーリーの深さを味わいたい方、あるいは声優の演技やシナリオの緻密さに惹かれる方にとっても、このタイトルは一見の価値があります。豪華なコラボレーションや期間限定イベントも頻繁に開催されているため、「推しキャラを育てたい」「イベントを追いかけたい」といったモチベーションを持って長く楽しめる環境が整っているのも、この作品の魅力のひとつです。

逆に言えば、短期間でコンテンツを遊び尽くすようなスタイルではなく、じっくりと関係性を築いていくようなテンポを好む人にこそ向いています。少しずつ事業が成長していく過程や、キャラクターたちとの距離が縮まっていく手触りは、急いで結果を求めない人だからこそ味わえるものだと思います。

この『ハーレムオブトーキョーX』というゲームは、ある意味で「大人になった今だからこそ、深く楽しめるRPG」なんだと思います。若さゆえの勢いや衝動を全面に押し出すのではなく、少し距離を取って世界を眺め、関係を築き、資産を育て、そしてときに大胆な選択をしていく――そんなゲーム体験が、ここにはしっかりと用意されています。

もし、最近のゲームに少し物足りなさを感じていたり、濃密なキャラクター描写や奥行きのある世界観を求めていたりするなら。この作品が提供してくれる時間は、きっとあなたにとって価値のあるものになるはずです。まずは弁当屋から。そこから始まる“もうひとつの東京”で、自分なりの物語をじっくり紡いでみてはいかがでしょうか。

ハーレムオブトーキョーX