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「ティンクルスターナイツX」というタイトルを初めて目にした人の中には、「あれ?どこかで聞いたことがあるような…」と思った方もいるかもしれません。それもそのはずで、この作品は2023年にリリースされたスマートフォン向けゲーム『ティンクルスターナイツ』のFANZA限定バージョン、つまりいわば“もうひとつの物語”として展開されているものです。内容のベースは同じながら、「X」には成人向けの演出やシナリオが追加されており、大人向けに再構築されたプレミアムな体験が用意されています。

そもそも『ティンクルスターナイツ』自体が、2008年にPCゲームとして人気を博した『ティンクル☆くるせいだーす』というビジュアルノベル作品をルーツに持っています。シリーズ累計12万本を超えるセールスを記録した原作のエッセンスを活かしながら、スマホ世代にも受け入れられる現代的なRPGとしてリブートされたのが『ティンクルスターナイツ』であり、そこに成人向けの要素を加えたものが「X」なのです。

この「X」の最大の特徴は、FANZA GAMESでのみ配信されているという点にあります。全年齢向けの『ティンクルスターナイツ』はDMM GAMES、Google Play、App Storeでもプレイ可能ですが、「X」に関してはその表現の都合上、FANZAというプラットフォーム限定での提供になっています。そうした経緯もあって、この「X」の存在を知らずに原作や通常版を遊んでいるプレイヤーも少なくありません。

成人向けといっても、単に過激な演出が追加されているだけではないというのが「X」の魅力です。キャラクターとの関係性の深掘りや、通常版では語られなかった裏設定、さらには星騎士たちの心の奥底に触れるようなストーリー展開が盛り込まれていて、いわゆる“もうひとつのルート”として作品の世界観そのものに奥行きを与えています。全年齢版をすでにプレイ済みという人にこそ、改めて体験してほしい仕上がりになっているんですね。

ティンクルスターナイツX

また、「X」は全年齢版と同じく、かんなぎれい氏が企画・監修を手がけており、開発・運営はStudio KUMASANが担当しています。シリーズの核となるスタッフが変わらず携わっていることもあり、演出や世界観の一貫性は保たれたまま、FANZA版ならではの刺激と没入感が巧みに加えられています。

原作『ティンクル☆くるせいだーす』とのつながり

「ティンクルスターナイツX」を語るうえで欠かせないのが、その原点である『ティンクル☆くるせいだーす』の存在です。2008年にリリースされたこの作品は、魔法学園を舞台にしたビジュアルノベルで、発売当初から大きな反響を呼び、累計で12万本を超えるヒットを記録しました。今でこそ“変身ヒロイン”や“学園ファンタジー”といった要素は珍しくありませんが、当時としては先進的な演出と独特の世界観が高く評価され、今なお根強いファンを持つ名作です。

その人気と影響力は、今回紹介している『ティンクルスターナイツX』にも色濃く反映されています。というのも、この作品はただのスピンオフではなく、原作の世界観やキャラクター設定、さらには変身や魔力の概念までもを引き継いだ“正統進化系”とも言える立ち位置にあるからなんです。たとえば、登場キャラクターが持つ属性や背景、魔力の扱い方には、かつての『ティンクル☆くるせいだーす』を知っている人なら思わずニヤリとするような要素がちりばめられています。

ティンクルスターナイツX

さらに面白いのは、作品同士の世界観のつながりが公式に明示されている点です。『ティンクルスターナイツ』と『ティンクル☆くるせいだーす』のコラボイベントが実施されたことからもわかる通り、単なるオマージュではなく、両作品の間にはある種の“地続き感”があります。プレイヤーは今作を通じて、かつて描かれた物語の延長線上を辿るような感覚を味わうことができるわけです。

もちろん、前作を知らなくても『ティンクルスターナイツX』は単体で完結した作品として楽しめます。ただし、背景を知っていれば知っているほど、より深く、より濃く、世界観に浸ることができる──そんな懐の深さが、このシリーズ最大の魅力のひとつになっているといえます。

学園×変身×バトルのターン制RPG

「ティンクルスターナイツX」の魅力は、原作のエッセンスを継承しながらも、現代のプレイヤーが手に取りやすい洗練されたゲームシステムにあります。まず基本となるのが、ターン制のコマンドバトル形式。ここまでは比較的王道の構造ですが、本作ならではの面白さは、各キャラクターの持つ“EXスキル”や“ユニゾンアタック”といったコンボ要素に詰まっているんです。

このユニゾンアタックというのが非常に印象的で、仲間キャラ同士の連携が見た目にも華やかに、そして爽快感を伴って発動します。ただ単に順番にスキルを選ぶだけではなく、コンボの組み立て方やタイミングの見極めが重要になってくるため、戦闘に戦略的な深みが生まれているんですよね。

ティンクルスターナイツX

加えて、「ティンクルスターナイツX」にはキャラクターごとに明確な役割が設定されています。アタックタイプ、ヒールタイプ、ディフェンスタイプ、サポートタイプ、スピードタイプ──この5つの分類によって、戦闘の組み立て方が大きく変わってきます。たとえば、攻撃に特化した編成で一気に押し切ることもできれば、バリア持ちや回復役を中心に耐久を重視した布陣を組むことも可能です。つまり、“誰を連れていくか”という選択が、バトルの難易度にも快適さにも直結する仕組みになっているわけです。

また、戦闘の描写にも一工夫あります。バトルはフィールドの中央に向かってキャラクターが進行し、中央に到達すると攻撃を実行、その後端に戻っていくという流れになっていて、この独特の動きが視覚的にも新鮮で、見ているだけでも飽きが来ない作りになっています。もちろん、操作に慣れてきた人のためにオートバトル機能も搭載されているので、遊び方の自由度も高めに設計されています。

ゲームとしての完成度が高いからこそ、ストーリーやキャラクターとの相乗効果も自然に生まれてくる──それが「ティンクルスターナイツX」のバトルパートの醍醐味です。単なる“育成”や“殲滅”を繰り返すだけのRPGではなく、プレイヤー自身が頭を使ってチームを組み、戦いの中でキャラの魅力を実感できる構造が、作品全体の手触りを豊かにしているんですね。

星徒会長として世界を救う魔王へ──壮大なストーリー

そんな緻密に設計されたバトルの土台を支えているのが、「ティンクルスターナイツX」の壮大なストーリーパートです。ただ戦うだけのRPGではなく、物語の中にプレイヤー自身が没入していける構成が随所に散りばめられていて、進めれば進めるほど先が気になってしまう──そんな構造になっているんですね。

物語のスタート地点は、主人公が“星徒会長”としての役割を引き継ぐところから始まります。舞台となるのは、学園とファンタジー世界が融合したような空間で、そこでは「星騎士(スターナイト)」たちが日々訓練を重ねながら人類を脅かす存在と戦っています。プレイヤーである星徒会長は、そんな彼女たちを率い、チームを編成し、時に戦場に赴きながら、最終的には“世界を救う魔王”としての使命を背負っていくことになるんです。

ティンクルスターナイツX

この“魔王”というキーワードに戸惑う人もいるかもしれませんが、ここでの魔王は単なる破壊者ではありません。むしろ、“真の支配者=真の守護者”として、人間、神族、魔族という三つの種族が交錯するこの世界に、新たな秩序をもたらす存在として描かれています。その過程で描かれるのが、2000年にもわたる壮絶な歴史や、各勢力の因縁、時には裏切り、そして救済といった濃密なドラマです。

物語は大きく第1部と第2部に分かれていて、それぞれがしっかりと章立てされており、ストーリーを進めるたびに新しい任務や演出が開放されていきます。ある程度進めると、かつて破滅した世界から逃れてきた守護天使の存在や、過去の大戦で消えた英雄の真実など、深層に潜む設定が次第に明かされていくんですよね。

また、主人公を取り巻くキャラクターたち──たとえばクロトやヴィーナス、ギエルやアポロ──それぞれがただのサブキャラでは終わらず、世界の謎に直結する重要な存在としてストーリーに関わってくる点も見逃せません。単純なバトルの勝敗だけでなく、「誰と、どのように向き合っていくのか」が物語全体の空気を変えていくというのは、キャラゲームでありながら群像劇としても成立している本作の大きな魅力です。

メインストーリーとバトルが連動して進んでいくため、ひとつの任務を終えるごとに、次の物語の扉が開かれるような感覚があるんです。このテンポの良さと、謎が謎を呼ぶ構成が絶妙で、気がつけば深夜まで遊んでいた──なんて声が多いのも頷ける話です。

魅力あふれるキャラクターたちと個別ストーリー

壮大な物語と戦略性の高いバトルシステム。その両輪を真に輝かせているのが、個性豊かで魅力に満ちた登場キャラクターたちの存在です。「ティンクルスターナイツX」では、ただの戦力としてだけでなく、彼女たちひとりひとりの想いや背景が丁寧に描かれていて、その深さが物語とゲーム体験に濃密な彩りを加えています。

中心となるのは、星徒会長であるプレイヤーの最初の相棒となる緋宮クロト。CVは儚井あわさんが担当していて、その凛とした声からは誇りと優しさが同居したクロトの内面が滲み出ています。そして、九浄ヴィーナス(CV:天井めろん)、アナ(CV:あまぐりむきこ)、奏サーシャ(CV:如月萌音)、詠野マトイなど、主要キャラだけでも印象的なヒロインが勢ぞろいしています。それぞれにタイプやスキルが異なるのはもちろん、物語においても全員が確かな役割を担っているんです。

ティンクルスターナイツX

特に注目したいのは「星騎士ストーリー」と呼ばれるキャラクター個別のシナリオです。このパートは各キャラに4話構成で用意されており、主人公との関係性が少しずつ変化していく様子が描かれていきます。最初は“任務で偶然出会った仲間”だった相手が、やがて信頼を寄せ、時に心の内を打ち明けてくる。そんな過程を追体験できるからこそ、バトル中の行動ひとつひとつにも感情移入が深まっていくんですね。

また、「X」ならではの演出もここで活きてきます。全年齢版では描かれなかった心の揺れや、関係の“その先”に踏み込んだ描写が追加されていて、キャラクターの感情がより生々しく、リアルに伝わってきます。こうした表現の深さが、「X」というもうひとつの物語の価値を際立たせている要素でもあります。

さらに、キャラクターのビジュアルはどれも鮮やかで、細部まで丁寧に作り込まれています。立ち絵やスキル演出はもちろんのこと、表情の変化やちょっとした仕草にも個性があって、見ているだけでも飽きが来ません。演出面でも、アニメーションによるカットインやエフェクトがバトルとストーリーの両方を彩っていて、没入感をしっかりと引き上げてくれています。

誰か一人を推すのもいいですし、気づけば全員に愛着が湧いている──そんな不思議な引力が、このキャラクター設計全体に宿っているように感じます。登場人物が単なる“機能”にとどまらず、物語世界に生きる“存在”として息づいているからこそ、プレイヤーは彼女たちとの出会いを、何度でも新鮮に感じることができるのだと思います。

開発・運営はStudio KUMASAN、企画はかんなぎれい氏

キャラクターの描写がこれほどまでに生き生きとしていて、ストーリーにも揺るぎない芯が通っているのは、やはり制作陣のこだわりと熱量があってこそだと思います。「ティンクルスターナイツX」は、単なるコンセプト先行のタイトルではありません。その裏側には、数々のヒット作を手がけてきた実力派クリエイターたちの存在があるんです。

まず開発・運営を担っているのが、株式会社Studio KUMASANという新鋭のスタジオ。このチームは、DMM GAMESでいくつものヒットタイトルをプロデュースしてきた長谷川雄大氏、通称「はせP」が立ち上げたブランドです。長谷川氏は本作でもプロデューサーを務めており、そのディレクションのもと、作品全体のトーンや設計が緻密に統制されているのが感じ取れます。

そして企画・監修を手がけているのが、「ティンクル☆くるせいだーす」シリーズの生みの親でもある、かんなぎれい氏です。前述の通り、「X」は原作の精神を色濃く受け継いだ作品として位置づけられていますが、それを“ノスタルジー”に頼ることなく、現代の表現と融合させて再構築している点に、この企画力の凄みがあります。シリーズのファンも、初めて触れる人も、どちらも自然に世界観へ入り込める設計になっているのは、まさにこの両者のタッグならではです。

また、オープニングアニメーションには、アニメ業界でも著名な渡辺明夫氏(代表作に「物語シリーズ」など)とバイブリーアニメーションスタジオが参加しています。この演出面でのクオリティの高さも、本作が“ゲーム”でありながら“映像作品”としても成立している大きな要因になっていて、プレイヤーの期待を裏切らない没入感へと繋がっています。

さらに、配信プラットフォームはEXNOA(旧DMM GAMES)が担当しており、全年齢向けの『ティンクルスターナイツ』がDMM GAMESやGoogle Play、App Storeで展開されている一方、「ティンクルスターナイツX」は成人向けという位置づけでFANZA GAMESに限定配信されています。この棲み分けも非常に明確で、ユーザーとしても迷わず自分の好みに合ったバージョンを選べる仕組みになっているのは親切な設計だと感じます。

作品の本質は、どれだけ多くの人に届くかではなく、どれだけ深く響くか。その意味で「ティンクルスターナイツX」は、制作陣の明確なビジョンと、それに共鳴するユーザーとの間でしっかりとした共感の循環が成立している──そう言いたくなるような作品です。

全年齢版との違いとFANZA版ならではの魅力

ここまで「ティンクルスターナイツX」について解説してきましたが、最後にあらためてこの“Xバージョン”が持つ特別な魅力について整理しておきたいと思います。すでに述べた通り、「X」は全年齢向けに配信されている『ティンクルスターナイツ』とゲームシステムやストーリー構造は基本的に共通しています。しかしながら、その中身には明確な違いが存在していて、それこそがFANZA版を選ぶ意義につながっているんです。

まず一番大きな違いは、やはり“表現の深度”にあります。全年齢版ではどうしても制限のあった心情描写や人間関係の機微が、「X」ではより繊細に、時に大胆に描かれている。とくにキャラクター同士の関係性が一線を越えていく瞬間や、内面に抱える葛藤が露わになる場面は、全年齢版では味わえない“奥行き”として、物語に厚みを加えてくれます。

ティンクルスターナイツX

加えて、単なるサービスシーンの追加というよりも、物語の“余白”を丁寧に埋めるような形で構成されている点も印象的です。だからこそ、単純に「大人向けの要素があるからXのほうが濃い」と断言するのではなく、「ティンクルスターナイツという作品のもうひとつの真実がそこにある」と言いたくなるような完成度に仕上がっているんですね。

もちろん、全年齢版で物語を追ってからXに触れてもいいですし、最初からFANZA版でプレイするのもありです。どちらを選んでも損はなく、むしろ“ふたつの視点”から世界を眺めることで、この作品の本当の魅力が浮かび上がってくるはずです。

そして何より、どちらのバージョンも、スタッフの愛情とユーザーへの誠実さがしっかりと詰め込まれているという点は共通しています。過去作をリスペクトしながらも、今を生きるプレイヤーの感性に応える構成力。豪華声優陣とビジュアル演出が織りなす没入感。そして、一人ひとりのキャラクターにきちんと“生きた物語”が用意されていること。そういったすべてが合わさって、「ティンクルスターナイツX」という作品を唯一無二の存在へと押し上げています。

ティンクルスターナイツX

もし、少しでもこの世界観に惹かれたのなら、FANZAの扉をノックしてみてください。そこには、想像以上に鮮やかで、時に甘く、時に切ない、“もうひとつのティンクルワールド”が待っています。