『ペルソナ5: The Phantom X』(通称P5X)を始めるうえで、「リセマラで誰を狙うべきか?」というのは誰もが最初に悩むポイントです。

そこで今回は、2025年6月26日時点での最新データをもとに、最強キャラクターをランクごとに整理して紹介します。性能やスキル内容、使い勝手なども含めて、実際にプレイしている体感も交えてお伝えしていきます。

最強は誰?P5Xおすすめキャラクターランキング

Sランク(最優先級で狙いたいキャラ)

まず絶対に抑えておきたいのが、再行動スキルという唯一無二の強みを持つ「ジョーカー(雨宮蓮)」です。1ターンに2回動けるというのは、敵に与えるインパクトもパーティ全体の回転率も段違い。

とくにスキル「ハイライト」では、全体攻撃と同時に“反逆の意志”を獲得でき、これを3つ溜めると即時再行動という強烈なループに突入します。

また、属性のバランス面でもジョーカーは“呪怨属性”を扱える貴重な存在。

火力だけでなく、持続的な手数という意味でも、すべてのプレイヤーにとって最優先の存在になっています。

次にSランクで評価されているのが、「パンサー(高巻杏)」と「リン(李瑤鈴)」です。

パンサーは火炎アタッカーとして高火力の全体スキルを持ち、状態強化でさらなる火力ブーストが可能な安定型。とにかく“ダメージを出す”という点で頼れる存在です。

リンはサポーター寄りの性能ですが、スキルによって敵全体に防御デバフをかけられるうえ、“忘却”状態まで付与できるというのが大きな魅力です。

とくにジョーカーとの組み合わせが抜群で、呪怨属性パーティを組むうえで最適なサポート役として重宝されます。

Aランク(戦力として十分優秀なキャラ)

Aランクでは「モルガナ(モナ)」と「坂本竜司(スカル)」が頭ひとつ抜けています。

モルガナは回復・攻撃・状態異常解除を一手に担うヒーラータイプ。

特筆すべきは、攻撃力依存で味方全体を回復できる「メディアラハン」と、スキル発動時の高いクリティカル性能。支援と火力の両面で頼れる存在です。

坂本竜司は、物理攻撃に特化した反抗系アタッカー。

HPが減るほど火力が上がり、クリティカル発生で一気に形勢をひっくり返すパワー型のキャラです。

あえてダメージを受けてチャージ→確定クリティカルを狙う戦術が強力で、ボス戦でも大きな一手になります。

Bランク(汎用的に優秀なキャラ)

Bランクで押さえておきたいのは、主人公「ワンダー」です。

特定の属性に縛られず、装備するペルソナによって戦術を変えられるのが最大の特徴。

アタッカーにもサポーターにもヒーラーにもなれる柔軟さが魅力です。

序盤での万能性が高く、無課金・微課金プレイヤーにとっては非常に心強い存在です。

また、ルフェル(キャトル)もヒーラーとして序盤に活躍します。

火炎属性の攻撃スキルも持っており、共鳴編成とも相性がよいので、育てて損はありません。

ロール別に見る「使えるキャラ」とその強み

キャラクターの強さは単体性能だけでなく、パーティ内での“役割”によっても大きく変わってきます。

とくにP5Xでは、アタッカー・ヒーラー・サポーターといったロールごとの役割分担が非常に重要で、それぞれに明確な役割と得意分野があります。

ここでは、各ロールで活躍する代表的なキャラクターとその強みを掘り下げていきます。

アタッカー:敵を一掃する火力担当

まずは、戦闘の要となるアタッカーから。最優先で注目すべきなのは、やはりジョーカー(雨宮蓮)です。

1ターン2回行動という破格の性能に加えて、単体・全体のどちらにも対応できる万能火力を備えています。

火力の持続性と柔軟性を両立しているため、ボス戦から周回まで幅広く活躍できます。

火炎アタッカーとしては、パンサー(高巻杏)の性能も際立っています。

全体攻撃「アギダイン」は自身の攻撃力を上昇させる効果もあるため、連続して火力を伸ばせるのが魅力です。

さらに、定期的にスキルが強化される「ラビアンローズ」状態によって、手数以上のダメージを生み出せるのも強みの一つです。

そして、物理系アタッカー枠としては坂本竜司(スカル)が存在感を放っています。

とくにHPが少ないほど攻撃力が上がるという仕様を活かせば、確定クリティカル攻撃による一撃必殺も狙えます。

リスクは伴いますが、うまく扱えれば非常に強力な存在になります。

ヒーラー:支援と回復を担う縁の下の力持ち

P5Xのヒーラーでまず名前が挙がるのは、やはりモルガナ(モナ)です。

ただ回復ができるだけでなく、攻撃面でもしっかりと役割を果たせるのが大きなポイント。

とくに「メディアラハン」は味方全体を攻撃力依存で回復するスキルで、単純なサポートにとどまらず戦力としても頼りになります。

また、クリティカル率の上昇や追加ダメージといったアタッカー的な能力も併せ持っているため、「回復もできるアタッカー」として運用することが可能です。

この両面性があるからこそ、モルガナはパーティ編成における安定感を生み出してくれます。

加えて、序盤から仲間になるルフェル(キャトル)も無視できません。

攻撃スキルを兼ね備えたヒーラーであり、火炎属性編成との相性も良好です。

リセマラで当たりを引けなかったとしても、ルフェルをしっかり育成すれば序盤は十分に乗り切れます。

サポーター:味方を支え、敵を弱体化する影の司令塔

戦略性を深める意味で欠かせないのが、敵の行動や耐久力に干渉できるサポーターです。

なかでも筆頭格といえるのがリン(李瑤鈴)。スキル「忘却の呪縛」によって敵の防御力を下げつつ、“忘却”状態を付与できるのが彼女の大きな特徴です。

この忘却効果は、相手の行動を制限するだけでなく、味方の与ダメージを底上げする要素にもなります。

とくに呪怨属性に特化したジョーカーとの相性は抜群で、2人を軸にしたデバフ寄りの構成は非常に強力です。

もう一人注目すべきは、主人公「ワンダー」。彼はサポーターという枠に収まりきらない多面性を持っています。

装備するペルソナ次第で、火力を出すアタッカーにもなれば、全体回復で支えるヒーラーにもなれるという柔軟さが魅力です。

とくに、戦況に応じて“今必要な役割”にシフトできる点は、他のキャラクターにはない最大の武器。どのロールにおいて

パーティ編成のポイントとシナジー効果の活かし方

P5Xの戦闘は、ただ強いキャラを集めるだけでは安定しません。

なぜならこのゲームには、属性の組み合わせや役割のバランス、そしてキャラクター同士の“相性”によって戦力が大きく変動する設計があるからです。

ここでは、実際にプレイして感じた編成のコツと、システム面で意識すべきポイントを丁寧にお伝えします。

基本の3ロールを押さえるのが第一歩

まず編成の土台となるのが、アタッカー・ヒーラー・サポーターをバランスよく組み込むこと。

この3つの役割を明確に分担しておくだけで、どんな局面でも対応しやすくなります。

たとえば、アタッカーにジョーカーやパンサーを配置し、ヒーラーはモルガナかルフェル、サポート役にはリンやワンダーを据えるという形が非常に安定します。

それぞれが“自分の役割に集中できる”という状況を作ることで、余裕のある立ち回りが可能になります。

また、敵の弱点属性に対応できるキャラを用意しておくことも大切です。

というのも、P5Xでは「弱点を突くことで発動する追撃=1MOREシステム」が非常に強力だからです。

1MOREシステムを理解して活かす

P5シリーズおなじみの“1MORE”は、今作でも健在です。

ただしP5Xでは少し仕様が異なり、「特定の味方1人を選んで追加行動させる」という仕組みになっています。

このとき重要になるのが、誰を1MORE対象に選ぶかという判断。

たとえばジョーカーのように、もともと再行動性能を持っているキャラに1MOREを重ねれば、1ターン内に3連撃という超火力の構成も実現可能になります。

また、敵の弱点に合わせて属性を持ち替えられるワンダーを活用すれば、ほぼ確実に1MOREを発動させる動線も作れます。

こういった“弱点属性の網を広く持っておく”ことが、1MORE戦術の安定性を支えてくれます。

共鳴効果でステータスを底上げする編成術

P5X独自の要素として注目したいのが“共鳴システム”です。

これは、同じ属性のキャラクターを複数編成すると、その属性に応じた追加効果が発動するという仕組みになっています。

たとえば、火炎属性で固めたパーティでは火力の底上げが図れますし、呪怨属性を複数配置すると、ジョーカーとリンのような“呪怨パーティ”でシナジーが強く発揮されます。

ただし、共鳴を狙いすぎて弱点を突ける属性の幅が狭くなってしまうと、かえって戦術が固定されるリスクもあります。

基本的には2人以上同属性を入れて共鳴効果を得つつ、残り1〜2枠で汎用性の高いキャラ(ワンダーなど)を補完する形が扱いやすいです。

状況に応じて入れ替える柔軟性も大事

戦闘で求められる性能は、相手やステージギミックによっても変わります。

状態異常が多発するステージでは、モルガナのような状態回復スキル持ちが特に輝きますし、短期決戦を狙う場合は火力に特化した構成にシフトするという選択肢もあります。

その点、ワンダーのような“戦術を後から切り替えられる存在”を1人組み込んでおくと、パーティ全体に遊びが生まれます。

固定編成だけで挑み続けるのではなく、手持ちと相談しながら柔軟にキャラを入れ替えていくことが、後半の高難度コンテンツを乗り切るうえで非常に重要になってきます。

無課金でも安心?シナリオ加入キャラの活用術

P5Xを始めたばかりのタイミングでは、ガチャに頼らずともある程度の戦力を整えたいという方も多いはずです。

とくに無課金・微課金でプレイする場合、序盤から仲間になる“シナリオ加入キャラ”をどう使いこなすかが重要なポイントになります。

実際、無料で確保できるキャラの中にも優秀な性能を持つキャラは多く、しっかり育成すればガチャ産の星5キャラと並んで主力として戦える場面も十分にあります。

主人公「ワンダー」の柔軟性を活かす

まず確実に押さえておきたいのが、ゲーム開始と同時に使用可能となる主人公「ワンダー」の存在です。

このキャラは複数のペルソナを装備できるという特性を持っており、戦闘中でも役割を切り替えられるという唯一無二の強みがあります。

たとえば、敵に合わせて弱点属性を突くためにペルソナを変更する、あるいは回復が必要な場面ではヒーラー寄りの構成にする、というように、戦術の幅がぐっと広がります。

しかもこの柔軟性は、ゲームが進むほどに重要度を増していくため、ワンダーは最後まで頼れる軸として活躍し続ける存在です。

また、序盤から使えるという利点も大きく、プレイヤー自身がゲームシステムを覚えながら試行錯誤できる“学びの土台”としても非常に優れています。

ルフェル(キャトル)も序盤のキーパーソン

もうひとり、シナリオ加入キャラの中で注目しておきたいのが、ルフェル(コードネーム:キャトル)です。ヒーラーとしての性能に加えて、火炎属性の攻撃スキルも備えているため、アタッカー寄りの役割もある程度こなせます。

特筆すべきは、“火炎特化パーティ”との相性がとても良いという点。

同じ属性を持つキャラを複数編成すると発動する「共鳴」効果によって、攻撃力やステータスを底上げできる構成が作れます。

たとえば、ガチャでパンサーを引き当てた場合、ルフェルと組ませることで火炎アタッカー2枚看板のような形を取りつつ、共鳴効果でさらに火力を伸ばすことができます。

ヒーラーというだけでなく、シナジー面でも優秀な選択肢です。

新井素羽(クローザー)や加納駿(ソイ)も見逃せない

物語を進めていくと加入する他の仲間たちも、それぞれ役割が明確に分かれており、場面に応じた使い分けが可能です。

たとえば、新井素羽(コードネーム:クローザー)はスピードを活かした先制行動が得意で、バフ・デバフの立ち回りに強みがあります。

また、加納駿(コードネーム:ソイ)は火炎属性を扱うアタッカー寄りのキャラであり、ルフェルと同様に共鳴効果の一翼を担うことができます。

キャラクターの性能そのものよりも、編成時の役割や属性の重なりを意識して使うことで、シナリオ加入キャラの価値はぐっと引き上がります。

シナリオ加入キャラは“選んで育てる”ことが大事

シナリオ加入キャラは、ガチャ産に比べて入手時点でのレアリティや性能が控えめに見えるかもしれません。

ただ、P5Xは育成次第でステータスもスキルも強化できる設計になっているため、“最初から強いかどうか”よりも、“長く使える性能かどうか”の視点で見ることが大切です。

とくに主人公やルフェルのように、汎用性や組み合わせの柔軟性に優れたキャラは、長期的に見ても育てて損がありません。

無課金でプレイする場合でも、彼らをしっかり活用することで、イベントや高難度コンテンツへの挑戦も十分に可能になります。

まとめ|育成・ガチャの優先度はこう考える

ここまで、P5Xにおけるおすすめキャラクターを軸に、リセマラで狙うべきキャラ、ロール別の強み、編成のコツ、そして無課金でも使えるキャラについて掘り下げてきました。

最後に、これからゲームを始める方やリセマラ中の方に向けて、「育成やガチャの優先度」をどう考えるか、整理しておきます。

まず、最初に優先したいのは再行動スキルを持つジョーカー(雨宮蓮)の獲得です。

圧倒的な手数と火力、そして汎用性の高さは、どのコンテンツでも腐らない性能です。

リセマラでこのキャラを狙う価値は非常に高く、1体確保できるだけでゲームの攻略が一段階楽になります。

次に、パンサーやリン、モルガナといった補完役の星5キャラも大切です。

パーティを編成する際には、火力だけでなく回復やデバフといった“縁の下の力”も必要になります。

役割を分担できるキャラがいれば、パーティ全体の安定感が増します。

また、ガチャを引く際にはピックアップの内容を確認することも忘れずに。

天井が近い場合は、無理に回すのではなく、欲しいキャラがピックアップされるタイミングまで石を温存するのも戦略のひとつです。

排出確率が低い分、狙いを絞っていく意識がとても重要になります。

一方で、シナリオ加入キャラや序盤で手に入るキャラたちも、決して侮れません。

とくに主人公ワンダーやルフェルは、使い方次第で多くの局面に対応できます。

無課金・微課金でもプレイを継続しやすいのは、こういった無料キャラにしっかり活躍の場が用意されているからです。

自分のスタイルに合ったキャラ選びを

P5Xにはさまざまなキャラクターが登場し、それぞれに固有の魅力と性能があります。

もちろん“最強”とされるキャラが存在するのは事実ですが、大切なのは「そのキャラをどう活かせるか」というプレイヤー自身の戦略と好みにかかっています。

リセマラやガチャに悩むこともあるかもしれませんが、焦る必要はありません。

まずは自分のプレイスタイルに合いそうなキャラを1体確保し、そこからじっくり育ててみてください。

使い込んでいくうちに、そのキャラの真価が見えてくるはずです。

戦略性と育成の自由度が魅力のP5Xだからこそ、キャラ選びの楽しさは尽きません。

あなたの“心の怪盗団”が、最高のメンバーで揃うことを願っています。