※評価は管理人の主観によるものです。
大人気アニメ『鬼滅の刃』をモチーフにした同人作品「タバコを注意しただけなのに」シリーズ。その続編となる第2弾は、胡蝶しのぶと甘露寺蜜璃を中心に描かれた衝撃の一作です。タイトルだけを見れば一見ユーモラスに映るかもしれませんが、その実態は想像をはるかに超える過酷で濃厚な調教劇。前作で心身を追い込まれながらも、なんとか正気を保ったしのぶ。しかし彼女に訪れる運命は、まだ終わりを迎えるどころか、さらなる絶望の始まりでした。
「タバコを注意しただけ」という日常の些細な出来事が、彼女たちを深い奈落へと引きずり込むきっかけとなる――その皮肉な展開が、読者や観る者に強烈なインパクトを残していきます。今回の舞台では、500枚以上もの大ボリュームのCGが彼女たちの苦悩と堕落を丁寧に描き出し、シリーズファンにとっては見逃せない続編に仕上がっています。
「タバコを注意しただけなのに2」が描く過酷な調教と禁断の絆
「タバコを注意しただけなのに2 鬼滅の刃 胡蝶しのぶ＆甘露寺蜜璃編」は、2025年8月1日に配信が開始されたCG作品です。形式は同人CG集で、500枚を超える圧倒的なボリュームを誇り、成人向けならではの過激さと耽美さを兼ね備えています。舞台となるのは原作アニメを彷彿とさせる世界観ですが、その中で繰り広げられるのは想像以上に残酷で背徳的な調教の数々。胡蝶しのぶと甘露寺蜜璃という人気ヒロインが中心に据えられたことで、シリーズの中でも特に注目度が高い作品となっています。
物語は、前作で心を削られるほどの仕打ちを受けながらも、なんとか理性を保っていたしのぶの続きから始まります。彼女が足を踏み入れたのは、男たちが支配するアジト。その場所では繰り返される凌辱と調教によって、しのぶの身体は否応なく開発されていきます。やがてアナルプレイや野外での辱めにまで追い込まれ、無様に絶頂してしまう彼女の姿は、精神的にも肉体的にも耐えがたい緊張感を孕んでいます。
そしてもう一人のヒロイン、甘露寺蜜璃。彼女はしのぶの異変に気付き、その後を追ったことから運命を共にすることになります。しかし、待ち受けていたのは男たちの組織の中でも危険と恐れられるマッドサイエンティスト。拘束や薬の投与、機械姦といった苛烈な調教が蜜璃を襲い、気丈に振る舞う彼女ですら、ついには快楽に屈してしまう展開が描かれています。
500枚を超えるCGによって、二人の表情や身体の変化は細部に至るまで克明に描かれています。単なる凌辱の積み重ねではなく、絶望の中で互いを思い合い、絆を深める姿が盛り込まれているのも本作の特徴。過酷さと人間関係の繊細なドラマが交錯することで、最後までページをめくる手を止められなくなる仕上がりになっています。
絶望の先に描かれるしのぶと蜜璃のストーリー
本作の中心となるのは、胡蝶しのぶが逃れられない悪夢に囚われ続ける姿から始まります。前作で精神崩壊寸前まで追い込まれながらも、かろうじて正気を保っていた彼女。しかし、男たちに呼び出されてはアジトに通う日々が続き、繰り返される凌辱によって心身は徐々に削られていきます。やがてその調教はアナルにまで及び、野外で無様に絶頂してしまう場面では、彼女自身の変化に気付きながらも恐怖と羞恥に苛まれる姿が鮮烈に描かれています。
一方で、そんな彼女の様子に気付いた甘露寺蜜璃が物語に絡んでいきます。心配のあまりしのぶの後を追った蜜璃ですが、そこで待っていたのは組織の中でも危険な存在とされるマッドサイエンティスト。彼に捕らえられた蜜璃は、薬物投与や拘束、そして機械姦を伴う過酷な調教を次々と受けることになります。気丈に耐え抜こうとする彼女の姿は痛々しくもありますが、次第に快楽に絡め取られていく過程は息を呑むような緊迫感を生み出しています。
やがて二人は、それぞれの過酷な運命の中で再会を果たします。しかしそこで目にしたのは、かつての姿とは変わり果てた蜜璃の姿。お互いを助けることができなかった悔しさと、共に苦しみを背負ったことによる深い絆。絶望の只中でありながらも、互いを許し合い寄り添う二人の関係性は、ただの調教物語に留まらない重厚なドラマ性を生み出しているのです。過酷さと切なさが交錯する展開は、ページを進めるごとに心を締め付けられるような感覚を呼び起こします。
凌辱を越えて描かれる人間ドラマ――しのぶと蜜璃の行方
「タバコを注意しただけなのに2 鬼滅の刃 胡蝶しのぶ＆甘露寺蜜璃編」は、単なるパロディ作品という枠を越えて、読者に強烈な印象を残す一作に仕上がっています。前作で描かれた胡蝶しのぶの苦悩をさらに深め、そこに甘露寺蜜璃という人気キャラクターを加えることで、物語に新たな奥行きを生み出しました。二人の心の揺れや絆が、過酷な状況の中でも確かに描かれている点は、シリーズとしての大きな進化を感じさせます。
500枚を超えるCGの一枚一枚には、単なるエロティックな描写を超えた力強さがあります。表情の変化や細部の描写が繊細に積み重ねられ、残酷さと美しさが同居する世界観が鮮やかに浮かび上がっているのです。その結果、観る者は苦痛や羞恥と同時に、キャラクター同士の切ない絆や人間らしい弱さに触れることになります。過激であるからこそ際立つ感情のリアリティが、この作品をただの調教CG集に留めていない大きな要因なのです。
また、この作品が持つ大きな見どころは、単に快楽や屈服を描くだけでなく、そこに人間関係のドラマを織り込んでいる点にあります。絶望の中で互いを思い合い、許し合うしのぶと蜜璃。その姿は、どんなに非道な運命に翻弄されても、人は誰かを拠り所にできるのだという強烈なテーマを映し出しています。だからこそ最後まで目が離せず、ページをめくるごとに胸を締め付けられる感覚が強まっていくのです。
シリーズを追いかけてきた読者にとっては必ず手に取っておきたい続編であり、初めて触れる人にとっても圧倒的なボリュームと美麗なCGに驚かされる内容になっています。過激さと切なさ、残酷さと美しさ。そのすべてを同時に味わえるからこそ、この作品は多くの人の記憶に強く刻まれるはずです。
