その戸は甘く

作品概要

作品名
その戸は甘く
種別
同人コミック
作者・サークル / レーベル
つくねんど/ウソノキ
発売日
2025-09-04
ページ数 / 収録時間
56ページ
公式リンク
公式ページを見る
💦 ヌキ度
💔 NTR度合い
🔥 凌辱レベル
💘 ラブラブ・あまあま度
📖 ストーリー性
📚 ボリューム感
🌸 キャラ萌え度
👗 コスチューム・シチュ度

※評価は管理人の主観によるものです。

サークル・ウソノキが手掛ける最新作『その戸は甘く』は、2025年夏のコミケ106で発表された注目のNTRコミックです。作者はつくねんど氏で、ページ数は全56ページ。テーマはオリジナルながらも、巨乳ヒロインを中心に据えた男性向けの成人向け作品であり、読み手の感情を強く揺さぶる背徳的な展開が魅力になっています。物語は、作家活動を続けている主人公のもとに一通のDMが届くところから始まります。そこから出会い、恋人関係へと進展していく二人の姿が描かれますが、幸せな時間は長くは続きません。彼女のバイト先の先輩が絡み始めた瞬間から、物語は暗い方向へと転がり出していきます。

その戸は甘く

特に注目すべきは、酔わされて無理やり犯されてしまう衝撃的なシーンで、そこから先輩に弱みを握られ、次第に抗えなくなっていく彼女の姿です。単なる陵辱の一幕ではなく、彼氏に知られたくないという焦りや恐怖が、彼女をさらに深い関係へと追い込んでいく構造になっており、読者に強烈な緊張感を与えてくれます。この「甘さ」と「苦さ」が混じり合うドラマ性こそ、本作の大きな魅力と言えるでしょう。

その戸は甘く

さらに、逃げ場のない車内での行為や、ランジェリーメイド姿で淫らに腰を振る描写など、視覚的な刺激と背徳感が巧みに組み合わされています。彼女が堕ちていく過程で浮かべる表情や体の反応は、単なる肉体的な快楽だけではなく、精神的な揺らぎをも強く感じさせてくれるものとなっています。実用性の高さはもちろんですが、同時に心の奥に残るようなストーリー性も兼ね備えているため、読み終えた後にも余韻が残る作品です。

酔いと脅迫から始まる彼女のNTR展開

物語の中盤から一気に色が変わっていくのが、この『その戸は甘く』の大きな見どころです。彼女はアルバイト先の先輩と偶然のように飲むことになり、油断した隙にお酒で酔わされてしまいます。その無防備な状態を利用され、強引に犯されてしまう場面は息を呑むほど生々しく、背筋がゾクッとするような緊張感に包まれています。ここで大きな転換点となるのが、「彼氏にバラされたくない」という彼女の心理です。その一点に縛られるように、彼女は先輩の要求を断ち切れず、ズルズルと関係を深めていくのです。

その戸は甘く

ただの力づくの陵辱で終わらないのが本作の恐ろしさであり、同時にリアルさでもあります。最初は恐怖と嫌悪が入り混じった表情を見せる彼女ですが、やがて肉体は裏切るように反応を示し始め、抗うほどに深みに沈んでいく。この流れは、単にエロティックな描写というよりも、人間の脆さや欲望の危うさを突きつけてきます。読み手としては、止めてあげたい気持ちと同時に、その結末を最後まで見届けたい衝動に駆られてしまうはずです。

この「酔い」と「脅迫」という入り口が巧みに組み合わされ、恋人との純粋な関係を壊していく様子は、まさにNTRジャンルの王道ともいえる展開でありながら、独特の心理描写によって新鮮な衝撃を与えてくれます。

ムチムチヒロインが魅せる背徳シーンの見どころ

本作のもう一つの大きな魅力は、ヒロインの肉感的な体つきを活かした濃厚な描写にあります。特に巨乳やパイズリといった要素がふんだんに盛り込まれており、読んでいる側も思わず息を呑むような迫力で迫ってきます。彼女の柔らかさや弾力を感じさせるカットは、単なる肉体の誇張表現にとどまらず、恥じらいと背徳の混じり合った空気をしっかり伝えてくれるのです。

その戸は甘く

中でも強烈なのは、逃げ場のない車内で無理やり組み敷かれるシーンと、ランジェリーメイド姿で自ら腰を振る姿です。車内という閉ざされた空間だからこそ、彼女の表情はより鮮烈に浮かび上がり、読者の視線を釘付けにしてきます。そしてメイドランジェリーに身を包んだ場面では、最初は渋々受け入れていたはずの行為が、次第に自分から求めてしまうような姿へと変わっていく。その瞬間の「堕ちていく過程」が、ただのエロスを超えて背徳感を強く煽ってくれるのです。

また、足をピンと伸ばしたまま絶頂を迎える描写や、豊満なヒップを自分から打ち付けるように動かす姿は、見ているだけで圧倒されるほどの迫力があります。無様に感じるほど淫らな表情や仕草も、逆に作品の完成度を引き上げており、NTR作品としての醍醐味を最大限に楽しませてくれます。まさに「実用性抜群」と言い切れるほどの説得力を持った背徳シーンが満載で、読み進める手が止まらなくなるはずです。

車内シーンとメイドランジェリーが生む圧倒的実用性

読んでいて最も印象に残るのは、やはり車内シーンとメイドランジェリー姿での行為です。閉ざされた車内という舞台は、逃げ場のなさと緊張感を強烈に際立たせています。ヒロインが必死に抵抗しながらも、身体が裏切るように反応してしまう瞬間は、見ているこちらまで胸が締めつけられるような背徳感を味わわせてくれます。彼女の潤んだ瞳や震える指先まで丁寧に描かれているため、まるでその場に居合わせているかのような臨場感が伝わってくるのです。

その戸は甘く

一方で、ランジェリーメイド姿で自ら腰を振るシーンは、堕ちきった彼女の姿を象徴するように描かれています。可愛らしさとエロティックさが同居する衣装に包まれ、なおかつ自分から積極的に快楽を求めていく姿は、ただ淫らなだけでなく背徳的な美しさすら感じさせてくれます。おどけたように見える表情の奥に、理性を失いきった女の本能があらわになり、読者はその落差に強く惹き込まれてしまいます。

さらに、足をピンと伸ばしたまま絶頂を迎える細かな描写や、豊満なヒップを力強く打ち付ける動きは、まさに視覚的な暴力とも言えるほどの迫力を放っています。ページをめくる手が止まらないほどに実用性に直結した表現が連続し、読み終えたあとには強い余韻が残ります。この二つのシーンの存在こそが『その戸は甘く』を一段と際立たせており、実用性と背徳感の両立という点で他のNTR作品と一線を画す要素になっています。

サークル・ウソノキが贈る新刊の魅力を総まとめ

ここまで読み進めてきて感じるのは、『その戸は甘く』が単なるエロティックな一冊に留まらないということです。恋人との幸せな時間が一瞬で崩れ去り、酔いと脅迫をきっかけに抗えない関係へと堕ちていくヒロイン。その流れの中で描かれる心理の揺らぎと、肉体的な快楽に抗えなくなる過程が重なり合い、NTR特有の背徳感を最大限に引き立てています。まるで読者自身が彼女の心の内側に入り込んだような感覚にさせられるのが、この作品の凄みだと感じます。

その戸は甘く

また、サークル・ウソノキらしい迫力ある作画と丁寧な描写が、作品の完成度を大きく押し上げています。特に巨乳やパイズリといった要素に加え、車内シーンやメイドランジェリーといったシチュエーションが巧みに盛り込まれており、視覚的なインパクトと実用性の両方をしっかり満たしてくれる仕上がりになっています。ページを追うごとに彼女の表情や仕草が変化していき、最後には完全に堕ちた姿を見せる構成は、NTR好きにとって強烈な満足感を与えてくれるはずです。

さらに、読後に残る余韻も見逃せません。単なる快楽の記録ではなく、愛と裏切りが交錯する物語性を持った作品だからこそ、ページを閉じた後にも頭の中で反芻してしまう。そんな余韻の深さこそが、この作品を「背徳の一冊」と呼ぶにふさわしい理由だと思います。コミケ106の新刊として発表された意義も含め、今後のつくねんど氏やサークル・ウソノキの活動にますます期待が膨らむ、そんな完成度の高い作品に仕上がっています。