※評価は管理人の主観によるものです。
2025年夏コミ(コミケ106)で登場した新作コミック『しろくろラバーズ』は、サークル「ほたてちゃんぽん」が手掛ける意欲的な作品です。ページ数は全82ページ、そのうち本文は78ページにわたって濃密に描かれており、読み応えも抜群です。作者は「ほたてちゃん」で、これまでの作風を知っている人なら、今回も実用性重視の構成に期待して手に取ったのではないでしょうか。

物語の舞台は学園。何気ない教師生活を送っていた主人公が、ひょんなことから二人の爆乳JKに迫られるところから話が動き出します。彼女たちは、真面目で清楚な雰囲気を漂わせる風紀委員と、褐色肌でゆるふわな空気感を持つギャルという対照的な存在。白と黒というコントラストが象徴するように、正反対のキャラクター性が絶妙にぶつかり合いながらも、同じ方向に教師の性欲を掻き立てていくのが大きな魅力になっています。
シチュエーションとしては、中出しやパイズリ、さらには3P展開など男性向け作品らしい王道の流れが充実しています。単なるエロに留まらず、二人のヒロインが競い合うように主人公を求めることで、読み手側も自然と臨場感を味わえる作りになっているのです。
特に注目すべきは、彼女たちの爆乳を活かした描写が随所に盛り込まれている点。制服姿やコスプレ姿など、フェチ心を刺激するアプローチがふんだんに用意されており、同人誌としての実用性を強く押し出した構成になっています。作品を手に取った瞬間から最後まで、一気に読み切ってしまうほどの引力を感じる一冊です。
真面目な風紀委員とゆるふわ褐色ギャル――対照的な二人のヒロイン
『しろくろラバーズ』の一番の魅力は、やはり二人のヒロインが持つ対照的な個性にあります。まず登場するのは、規律を重んじる真面目な風紀委員。清楚な雰囲気と凛とした態度が印象的で、普段なら先生に説教をする立場にいそうな彼女が、ひとたびスイッチが入ると隠しきれない情欲を露わにしてくる。このギャップが強烈で、読者を一気に作品の世界へ引き込んでいくんです。

一方で、もう一人は褐色肌のギャル。明るくゆるふわとした雰囲気をまといながらも、持ち前の積極性で先生にぐいぐい迫ってくる姿が実に小悪魔的。彼女の奔放なエネルギーは、風紀委員の真面目さと絶妙に対比されることで、作品全体に緩急を生み出しています。
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そして何より、二人の爆乳が物語の中核を担っているのは言うまでもありません。風紀委員の端正な顔立ちに大きな胸が映えるシーンや、ギャルの健康的な褐色肌と豊満なバストが強調される描写は、視覚的にも圧倒的な説得力を持っています。さらに彼女たちが先生を奪い合うように競り合う構図は、読者の興奮をどんどん加速させていきます。お互いに意地を張りながらも、最終的には同じ方向に欲望をぶつけていく姿が、とにかく刺激的で忘れられないんです。
中出し・パイズリ・3P…充実のプレイ内容
『しろくろラバーズ』は、ただヒロインが魅力的なだけの作品ではありません。むしろ本番を迎えてからが本当の勝負といってもいいくらい、プレイ内容が濃厚で多彩なんです。まず序盤から中出しシーンが連発し、二人の爆乳に埋もれるようにして射精を繰り返す展開が待ち受けています。その流れの中で描かれるパイズリの迫力も圧巻で、胸の質感が画面越しに伝わってくるような描写に思わず息を呑んでしまいます。

さらに物語が進むにつれて、二人同時に迫ってくる3Pの構図が本格化していきます。片方に奉仕されている間に、もう一方が隙を見て自分の存在を強く主張する。そんな状況が何度も重なり合うことで、ただのエロシーンを超えて「どちらが先生を満足させるか」という競い合いのドラマにまで発展していきます。この緊張感があるからこそ、ページをめくる手が止まらなくなるんです。
牛コス&ちん媚びダンス!フェチ心を刺激するシチュエーション
『しろくろラバーズ』を語るうえで外せないのが、フェチ要素を前面に押し出した演出です。中でも印象に残るのは、二人の爆乳ヒロインが牛のコスプレに身を包んで登場するシーン。制服姿の甘酸っぱさや学園的な雰囲気から一転して、牛柄の衣装が生み出す非日常感が一気に読者を虜にしてしまうんです。普段とのギャップが強烈で、その時点で「この展開を待っていた」と思わされる人も少なくないはずです。

さらに続くのが、ちん媚びダンスと呼ばれる濃厚なサービスシーン。単なるポーズやセリフ回しにとどまらず、腰つきや表情の描写まで徹底的に作り込まれているので、紙の上のイラストなのに映像作品さながらの臨場感を感じられるんです。二人が互いを意識しながらも、視線の先は常に先生の股間に注がれている。そんな競い合う姿が強烈なエロスを放ち、読者の興奮を一気に加速させます。
このシーンが特に優れているのは、単なるファンサービスに終わらないところ。牛コスという特殊な衣装と媚びるダンスの組み合わせによって、プレイの幅をぐっと広げることに成功しているんです。制服や日常的な学園シチュエーションと違い、突き抜けた非日常感が挿入されることで、作品全体のテンポにメリハリが生まれ、読者を飽きさせない工夫につながっています。まさにフェチ心を直撃する見せ場として、この一冊の中でも語り草になるようなシーンだと感じました。
注目ポイントと評価
『しろくろラバーズ』がコミケ106で発表された新作として強く印象に残るのは、その完成度と話題性の両立です。まず、二人の爆乳ヒロインという分かりやすい切り口で興味を引きつけながら、ただのエロ同人に終わらない濃厚なシチュエーションの積み重ねで、最後まで読者を飽きさせない構成になっているのが大きな強みです。学園ものという定番ジャンルに加え、制服やコスプレ、さらにギャルと風紀委員というコントラストの効いたキャラクター性を絡めることで、幅広い層に刺さる作品へと仕上げてきたのは見事というほかありません。

そして82ページというボリューム感も見逃せない要素です。読み応えのある枚数の中に、これでもかとばかりにエロスを詰め込み、しかも一つひとつのシーンがきちんと見どころとして成立している。これはサークル「ほたてちゃんぽん」が積み上げてきた経験と、ファンの期待に応えようとする姿勢の表れだと感じます。特に実用性を重視する読者にとって、この密度とテンポ感は確実に満足度を高めてくれるはずです。