藍夜先生が手がけるシリーズ「勤め先の娘さんをおいしく頂く本」は、これまでにも多くの読者を魅了してきた人気作ですが、今回登場した新作『勤め先の娘さんをおいしく頂く本 それから…』は、その続編にあたる一冊です。物語の舞台は、以前描かれた「運送会社編」と「定食屋編」に登場した娘さん達のその後。あのときの出来事をきっかけに、おじさんとの関係が断ち切れず、さらに深みにはまっていく姿が描かれています。

ジャンルとしてはフェラ、アナル、パイズリなど、男性向け作品らしい要素をたっぷりと盛り込みながらも、単なる行為の連続ではなく「その後どうなったのか」という続編らしいストーリー性も感じられるのが特徴です。シリーズを読んできた人にとっては気になる続編であり、初めて手に取る読者にとっても実用性と濃密さで十分に満足できる内容になっています。

藍夜先生ならではの筆致で、衣装やシチュエーションの選び方にも工夫が凝らされています。運動服や普段使いの衣装をあえてそのままに、そこから背徳感を演出する描写は、まさにこの作品ならではの見どころです。読者としては「こんな状況でそんなことを…」と心を揺さぶられながらページをめくっていく感覚を楽しめます。
巨乳パイズリから丹念なご奉仕まで――実用性抜群のおすすめポイント
この作品を読んでまず心をつかまれるのは、衣装をあえて残したまま進んでいくシーンです。明日も使うはずの運動服を脱ぐのではなく、自分から身にまとったままおじさんに迫られる。その行為が雰囲気をさらに盛り上げ、読者にとって強烈な背徳感を呼び起こします。普段着の延長線上にある衣装だからこそ、エロスが一段と際立つというわけです。

さらに印象的なのは、娘さん達が少しずつおじさんとの関係に染められていく過程です。汗で蒸れた身体を気にするよりも、むしろ興奮をかき立てられて奉仕に没頭していく。その自然な流れが非常にリアルに描かれていて、読んでいる側も思わず息をのんでしまいます。

また、巨乳を生かしたパイズリシーンの描写は必見です。運動服の下に隠されていた豊かな胸を使い、たどたどしくも一生懸命に奉仕する姿が何ともいえない生々しさを放っています。

読者はその不器用さに愛おしさを覚えながらも、エロティックさに引き込まれていく感覚を味わえるはずです。

こうした描写の積み重ねによって、娘さん達は「おじさんに抱かれてしまった存在」から「自ら関係を受け入れてしまう存在」へと変わっていきます。その変化のプロセスこそが、この作品を特別なものにしている大きな要素です。単なるエッチな場面の連続ではなく、キャラクターの心情と行為が結びつくことで、読者はページをめくる手を止められなくなります。
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