同人コミック界で話題を集めてきた「怖い女上司」シリーズに、待望の新作が登場しました。タイトルは『怖い女上司が脱いだらHで可愛かった話-えっちなこと覚えたて30代女の性欲爆発 スケベになった女上司をラブラブ性開発編-』。長いタイトルからも分かるように、今回はヒロインである30代女上司・真咲さんの欲望と甘いラブエロが詰め込まれた一冊になっています。

配信開始は2025年9月11日、ページ数は本編に加えて電子版描き下ろしやFANBOX収録の0.5話などを含む160ページの大ボリュームです。シリーズを追いかけてきた読者にとっては「スパリゾート編」の続編として位置付けられますが、この作品単体でも楽しめるように作られているため、新規の方でも安心して手に取れる内容になっています。
欲望が止まらない女上司・真咲さんのエロすぎる日常とは?
主人公である30代の女上司・真咲さんは、彼氏と付き合い始めてから少しずつ欲求不満を抱えるようになっていきます。一人でオナニーをしても満たされない日々が続き、胸の奥に積もっていく性欲は抑えがたいものへと変わっていきました。そんなある日、彼に抱かれたい気持ちを膨らませながら意気込んでいたにもかかわらず、彼氏が風邪をひいてしまうのです。看病に行ったその足で大人のおもちゃを手に取ったり、果ては寝込みを襲おうとしてしまうほど、彼女の中の衝動は止まらなくなっていきます。

そして彼氏の体調が回復すると、我慢していた想いを隠すことなく伝える真咲さん。「最近、性欲が止まらないんだ…だから今日はめちゃくちゃにしてほしい」と切実に訴えるその姿に、彼の理性は一気に崩壊してしまいます。玄関先から始まる激しい愛し合いは、まるで獣のような勢いで進んでいき、真咲さんはその責めに何度も絶頂を迎えます。

さらには自分で買い込んだ大人のおもちゃまで取り出され、彼の手と合わせて使われることで、彼女は普段の冷静な女上司の顔とはまるで別人のように乱れていきます。そこには、仕事場で見せていた“怖い上司”の姿はなく、欲望に素直な可愛い女性としての真咲さんが描かれているのです。
甘さと激しさが同居する必見のHシーンと限定エピソードの数々
この作品の大きな魅力は、なんといっても真咲さんの“ギャップ”にあります。普段は部下に厳しく接する怖い女上司なのに、ひとたびベッドの上では欲望に素直なスケベな女性へと変わっていく。その落差が読者の心を強く揺さぶり、ページをめくる手が止まらなくなるのです。彼氏とのラブラブな関係がベースにあるため、行為そのものは決して冷たくはなく、むしろ甘さと激しさが同居しているのが印象的です。

プレイの幅広さも見どころのひとつで、オナニーやおもちゃ責めといったソロシーンから、騎乗位や正常位といった定番の体位、さらにシックスナインやお掃除フェラのような濃厚な絡みまで、余すことなく盛り込まれています。特に電子版限定の「アフターシャワーH編」では、本編の熱が冷めやらぬまま続く濃密なやりとりが描かれており、まるで覗き見をしているかのような臨場感に浸ることができます。

また、FANBOXで公開されていた0.5話が収録されているのも嬉しいポイントで、シリーズを追いかけてきた人には「ここで繋がるのか」と感じられる小さな伏線回収のような要素も含まれています。ひとりHに悶える真咲さんも、彼氏に翻弄される真咲さんも、どちらも彼女の新しい一面を引き出す役割を果たしていて、その多面性が作品をより濃厚なものにしているのです。
矢野トシノリ先生&ほしまきProjectが描く至高のラブエロ体験
この作品を手掛けているのは、数々の人気作を生み出してきた矢野トシノリ先生です。大人の女性が持つ色気や、普段は見せない隙を丁寧に描く作風で知られており、今回の「怖い女上司」シリーズでもその魅力が存分に発揮されています。真咲さんというキャラクターは、ただスケベで可愛いだけではなく、年上ならではの落ち着きや包容力も持ち合わせていて、先生ならではの筆致だからこそ説得力を伴って描かれているのです。

制作を担当する「ほしまきProject」は、同人シーンの中でも安定したクオリティを誇るサークルで、作品全体の完成度を高める存在になっています。線の美しさや身体の柔らかさを感じさせる描写はもちろん、表情の豊かさにも注目したいところです。厳しい上司から甘えん坊の恋人に切り替わる瞬間の表情変化は、ページをめくるごとに心を掴まれていく感覚を与えてくれます。

また、先生自身のXアカウント(@hosimaki)では制作の裏側や最新情報が発信されており、ファンにとっては作品の外でも交流を楽しめる場になっています。作品を読むだけでなく、その背景にある作り手の熱意を感じられる点も、このシリーズが長く支持されている理由のひとつだと言えるのではないでしょうか。
“ドスケベ可愛い”を体現する真咲さんに溺れる総評レビュー
本作『怖い女上司が脱いだらHで可愛かった話-ラブラブ性開発編-』は、シリーズを追いかけてきたファンはもちろん、初めて触れる方にも強くおすすめできる一冊に仕上がっています。真咲さんというキャラクターの魅力は、厳しい上司としての顔と、欲望に正直で可愛い女性としての顔、その両方を楽しめる点にあります。日常では強気な女性がベッドの上では乱れてしまう、そのギャップが読む者の心を掴んで離さないのです。

また、ただ濃厚なエロスが描かれているだけではなく、彼氏との関係性が丁寧に描写されていることで「ラブラブ感」と「いちゃいちゃ感」が存分に味わえるのも魅力です。激しい責めの中にも愛情がしっかりと込められており、ページを進めるたびに二人の距離感がぐっと縮まっていく感覚を楽しめます。特に玄関先から始まる情熱的な展開は、本作の象徴的なシーンのひとつで、読者を一気に作品の世界に引き込んでくれます。

さらに160ページという大ボリュームは、読み応えという点でも大満足。電子版限定の追加エピソードやFANBOX収録話が盛り込まれているため、購入した瞬間から「これだけ詰まってこの価格なのか」と実感できる内容になっています。セール期間中であれば価格的にも手に取りやすく、シリーズをまとめて揃えたい方にも絶好のタイミングと言えるでしょう。
総じて本作は、濃密な性描写と愛情表現を両立させた“極上のラブエロ同人コミック”と呼ぶにふさわしい仕上がりです。ドスケベでありながら愛らしい30代女上司との甘くて激しい時間を、ぜひ堪能していただきたいと思います。
※評価は管理人の主観によるものです。