「少女売春島」合本版登場！ロリ×売春×因習が交錯する禁断の退廃世界

「少女売春島」は、シナリオをなだソルト氏、イラストをトリウチ氏が手掛けた全80ページの同人コミックです。2025年9月13日に配信が開始され、コミケ106（2025夏）に合わせて発表された注目作でもあります。物語の題材は完全オリジナルであり、ジャンルとしては「貧乳・微乳」「スレンダー」「ハーレム」「退廃・背徳」「売春・援交」「オカルト」「伝奇」など、多彩でありながらも背徳感と退廃的な魅力が際立っています。

この作品はC105およびC106で頒布された前後編を一冊にまとめた合本版となっており、新作配信記念として10%OFFキャンペーンも実施されています。読者にとっては一気に物語の世界へ没入できるボリュームとお得感が揃った形で提供されており、コレクション的な意味合いも含めて手に取る価値のある一冊です。

物語の舞台となるのは、日本海に浮かぶ小さな島です。かつては漁師たちの風待ち港として賑わっていたのですが、今では見る影もなく荒れ果て、表向きは無人島とされています。しかし、その島には人知れず秘密が隠されているんです。そこは少女たちがたった一人の客をもてなす、島まるごと貸し切りの退廃的な花街──通称「売春島」。主人公は偶然手にした大金を使い、その特別なチケットを手に入れることになります。

古びた海辺の街並み、少女しか存在しない異様な空間、そして一夜の夢のような豪遊。読み進めていくと、ただの退廃的な快楽の場に留まらず、この島には古くから伝わる奇妙な風習が存在していることが語られます。背徳感に包まれた快楽の裏に、不穏な気配が忍び寄っている──その対比が本作の大きな魅力になっていると感じます。